【速報】AWSに欠陥検出のAIサービスが登場。Amazon Lookout for Vision(Preview) #reinvent
せーのでございます。
現在AWS re:InventではAndy Jassyのキーノートが行われています。
[随時更新] AWS re:Invent 2020 Keynote で発表された新サービスまとめ #reinvent | Developers.IO
ご機嫌いかがでしょうか、豊崎です。 今年もre:Invent 2020 キーノートではたくさんの新サービス/新機能が発表されるものと思います。 本投稿では、AWS re:Invent 2020のキーノートで発表された新サービスの記事をまとめます。 AWS re:Invent 2020では以下5つのキーノートが計画されています。 12/2: Andy Jassy Keynote 12/4: AWS Partner Keynote 12/9: Machine Learning Keynote 12/11: Infrastructure Keynote 12/16: Werner Vogels Keynote キーノート前に1つ大きな発表がありました。新たなEC2のインスタンス、Amazon EC2 Mac Instances が発表されました!実態としてはAWS Nitro Systemと連携したMac miniだそうです。起動には占有インスタンスが必要となります。 D3 / D3en Dense Storage Instances [詳細は別途Update] EC2 M5zn Instances - Fastest Intel
そこでAI系の新サービスが発表されたので速報でお伝えします。
Amazon Lookout for Vision
Lookout for Visionは工業製品などの欠陥を自動的に見つけるサービスです。
細かいキズや汚れ、変形、欠落などの欠陥品を画像から機械学習で判別できます。
Amazon RekognitionのCustom Labelというサービスがありますが、その姉妹サービスといった感じです。
データはわずか30枚でOK
このサービスのすごいところは、モデル作成に必要なデータがわずか30枚程度で十分、という点です。
通常コンピュータビジョンでは数千枚〜数万枚のデータを用意するのが当たり前なのにこの枚数は驚きました。
東京リージョンでも使えます
このサービスは現在プレビューとなっています。使えるリージョンは
- US East (N. Virginia)
- US East (Ohio)
- US West (Oregon)
- EU (Ireland)
- EU (Frankfurt)
- Asia Pacific (Seoul)
- Asia Pacific (Tokyo).
となっております。
料金
料金は学習にかかる時間と推論にかかる時間にそれぞれ課金されます。
学習は3つのアルゴリズムが並列で動くため、実時間 X 3という計算になります。
一方推論はユニット計算となり、プロビジョニングしたユニット数 X 使用時間、となります。
使用時間は明確に開始、停止が決められているので、止め忘れがあると課金され続けてしまいます。注意しましょう。
東京リージョンだと
種類 | 料金 |
---|---|
学習時間 | トレーニング時間あたり2.74ドル |
推論時間 | 1時間あたり$ 4.00(最初の300時間まで) |
となります。
まとめ
というわけで新しいAIサービス、Amazon Lookout for Visionを速報でお伝えしました。
こちらは既に試せるようなので、後ほど実際に試してみたいと思います!